リスティング広告のターゲティング|全8種類の機能と正しい使い方

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あなたは今、リスティング広告のターゲティングを設定しようとしているのだろう。しかし、「使い方が分からない」と悩んでいるのではないか?

そう悩むのも無理はない。

その他のWeb広告と比べて、リスティング広告のターゲティングは特殊だ。初心者が使いこなすのは不可能だ。各種類の機能を理解するのも難しい。

しかし安心してほしい。この記事を読めば全てが分かる。

じっくり読んで、ぜひ参考にしてほしい。

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弊社では、業種・規模を問わず、様々な企業のリスティング広告を運用している。

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これらのクライアント様のリスティング広告運用で、実際におこなった改善策や改善の流れ、改善後のCPA、などを「リスティング広告の成功事例集」で詳しく紹介している。

ぜひ参照してほしい。

 

目次

1.リスティング広告のターゲティングとは

リスティング広告のターゲティングとは、「検索エンジン上の情報を基に、特定ユーザーに絞って広告配信する機能」のことだ。

媒体によって種類数が異なっていて、Google広告には7種類も存在するのに対し、Yahoo!プロモーション広告には5種類しかない。

リスティング広告のターゲティングの仕組み

リスティング広告のターゲティングの仕組みは、下図の通りだ。

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「アカウント情報」と「コンテンツ情報」の2つを用いて、広告配信ユーザーを決定するのだ。

リスティング広告のターゲティングの精度

リスティング広告のターゲティングの精度は65〜70%だ。

理由は下記の2つだ。

  1. アカウントにログインしていないユーザーが存在
  2. 虚偽のアカウント情報を登録しているユーザーが存在

「Facebook広告」や「Instagram広告」のように超高精度なターゲティングはできない。

しかし、大多数の媒体がアカウント情報を取得できていないことから、Web広告の中では高精度な部類だ。

リスティング広告におけるターゲティングの重要性

ターゲティングを設定することで、コンバージョン発生しにくいユーザーへのリスティング広告の配信を止められる。

無駄な広告費用を削減できる上に、コンバージョン率を上げられるのだ。

つまり、ターゲティングはリスティング広告の費用対効果を左右する。

2.リスティング広告のターゲティングの種類

リスティング広告には、全8種類のターゲティングがある。

それぞれの機能を詳しく説明していく。

リスティング広告のターゲティングの種類1:ユーザー属性ターゲティング

ユーザー属性ターゲティングとは、「デモグラフィックデータでリスティング広告の配信ユーザーを絞るターゲティング」のことだ。

Google広告上での名称で、Yahoo!プロモーション広告上では「デモグラフィックターゲティング」と呼ぶ。

下表の5項目を設定する。

項目 種類
性別 1.男性
2.女性
3.不特定
年齢 1.18〜24歳
2.25〜34歳
3.35〜44歳
4.45〜54歳
5.55〜64歳
6.65歳以上
7.不特定
世帯収入 1.上位10%以上
2.11〜20%
3.21〜30%
4.31〜40%
5.41〜50%
6.上位51%以下
7.不明
デバイス 1.パソコン
2.タブレット
3.モバイル
地域 1.都道府県
2.範囲
参考:リスティング広告の地域指定

対象ユーザーの属性が決まっている業種に効果的だ。

リスティング広告のターゲティングの種類2:リマーケティング

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リマーケティングとは、「特定ページに訪れたユーザーにリスティング広告を配信するターゲティング」のことだ。

Google広告上での名称で、Yahoo!プロモーション広告上では「サイトリターゲティング」と呼ぶ。

Google広告でのみ、動的クリエイティブの設定が可能だ。

リマーケティング期間を設定することで、購入意欲が高まったタイミングで広告を配信できる。

検索連動型広告と一緒に使用するのが効果的だ。

リスティング広告のターゲティングの種類3:類似ユーザーターゲティング

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類似ユーザーターゲティングとは、「リマーケティングリストの類似ユーザーにリスティング広告を配信するターゲティング」のことだ。

Google広告でのみ使用可能だ。

下記の2つの条件を両方満たすユーザーに広告を配信できる。

  • コンバージョン確率が高い
  • 広告主の存在に気付いていない

一般的に、リマーケティングだけではコンバージョン数が足りないときに使う。

リスティング広告のターゲティングの種類4:カスタムインテントオーディエンス

カスタムインテントオーディエンスとは、「指定キーワードに適したコンテンツにリスティング広告を配信するターゲティング」のことだ。

Google広告でのみ使用可能だ。

商材と関連性の高いキーワードを選ぶことで、商材と親和性の高いコンテンツに広告を配信できる。

費用対効果を高めたいときに使うのが効果的だ。

リスティング広告のターゲティングの種類5:トピックターゲット

トピックターゲットとは、「指定カテゴリーと合致したコンテンツにリスティング広告を配信するターゲティング」のことだ。

Google広告上での名称で、Yahoo!プロモーション広告上では「サイトカテゴリーターゲティング」と呼ぶ。

商材と関連性の高いカテゴリーを選ぶことで、商材に興味を持つ確率が高いユーザーに広告を配信できる。

必ず設定しておくべき機能だ。

リスティング広告のターゲティングの種類6:インタレストカテゴリーターゲティング

インタレストカテゴリーターゲティングとは、「行動履歴が指定カテゴリーと合致したユーザーに、リスティング広告を配信するターゲティング」のことだ。

Yahoo!プロモーション広告でのみ使用可能だ。

コンバージョンユーザーの行動履歴に近いカテゴリーを指定することで、コンバージョン確率が高いユーザーに広告を配信できる。

CPA重視で運用したいときに効果的だ。

リスティング広告のターゲティングの種類7:コンテンツキーワードターゲット

コンテンツキーワードターゲットとは、「指定キーワードを検索履歴に含むユーザーにリスティング広告を配信するターゲティング」のことだ。

Google広告上での名称で、Yahoo!プロモーション広告上では「サーチキーワードターゲティング」と呼ぶ。

コンバージョンユーザーと関連性の高いキーワードを設定できれば、全種類のターゲティングの中で最も高いコンバージョン率を記録する。

必ず設定すべきだ。

リスティング広告のターゲティングの種類8:プレイスメントターゲット

プレイスメントターゲットとは、「指定URLのコンテンツでリスティング広告を配信するターゲティング」のことだ。

Google広告でのみ使用可能だ。

CPAが低いサイトのURLを指定することで、低いCPAでのコンバージョン数を安定的に確保できる。

運用データがある程度蓄積したら、必ず設定すべきだ。

3.リスティング広告のターゲティング使用時の3のポイント

リスティング広告のターゲティングを使用するときのポイントが3つある。

それぞれ詳しく説明していく。

確実に理解して、忠実に実践してほしい。

リスティング広告のターゲティング使用時のポイント1:商材との相性を見極める

リスティング広告のターゲティングの種類によって、商材との相性が異なる。

極端な例だが、全人類が対象の商材の場合、ユーザー属性ターゲティングを使用する必要はない。

成果を出すためには、正確なペルソナを作成した上で、そのペルソナにのみ広告配信可能なターゲティングを設定しなくてはいけないのだ。

リスティング広告のターゲティング使用時のポイント2:初めのうちは設定を甘くする

ターゲティング設定を厳しくするほど、リスティング広告の配信対象ユーザーが少なくなる。

結果、機会損失が生じてしまう。

成果を最大化させるには、甘めの設定で運用データを集めた後、CPAが目標CPA以上の設定を省いていく必要がある。

リスティング広告のターゲティング使用時のポイント3:設定ごとに入札単価を変える

ターゲティング設定ごとにリスティング広告の入札単価を変えることで、目標CPA内のコンバージョン数を最大化できる。

やるべきことは、下記の2つだ。

  1. CPAが目標CPA未満の設定で入札単価を引き上げ
  2. CPAが目標CPA以上の設定で入札単価を引き下げ

CPAが低いユーザーへの広告配信数が増える上に、CPAが高いユーザーのクリック単価が下がる。

ただし、一度に30%以上変更すると、システムエラーが生じて、設定金額が入札単価に反映されなくなる。変更幅は±15%未満にするべきだ。

最後に

本記事では、リスティング広告のターゲティングを徹底解説した。

解説した内容は、下記の通りだ。

  1. 概要
  2. 11種類の機能
  3. 使用時の3のポイント

まずは1と2の内容を確実に理解してほしい。そして、3の内容を忠実に実践してほしい。

そうすることで、貴社の運用成果は大きく改善する。

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