あなたは最近、アプリ広告に興味を持ち始めたのだろう。しかし、「詳細な情報が見つからない」と悩んでいるのではないか?
そう悩むのも無理はない。
アプリ広告が誕生したのは、スマホが普及してからだ。
歴史が浅いことから、下記のような定番のWeb広告に比べて、広告出稿している企業が少ない。
- リスティング広告
- 純広告全般
出回っている情報が少ないため、詳細な情報を見つけにくいのだ。
しかし安心してほしい。この記事を読めば、アプリ広告の全てが分かる。
じっくり読んで、ぜひ参考にしてほしい。
目次
1.アプリ広告とは
アプリ広告とは、スマホアプリ内で表示される全ての広告のことだ。(参考:スマホ広告の種類)
Web広告の一種である。(参考:Web広告の種類)
下記の5種類がある。(注.詳しくは「5.アプリ広告の種類」で説明する)
- バナー広告
- インフィード広告
- オファーウォール広告
- アイコン広告
- 全画面広告
2018年にスマホ利用率がパソコン利用率を超えたことから、多くのWebマーケターが注目をしている。
2.アプリ広告の配信の仕組み
アプリ広告の広告配信形式は、下記の3つだ。
- ネットワーク型
- 運用型
- 純広告型
それぞれの形式別に、配信の仕組みを説明していく。
ネットワーク型アプリ広告の配信の仕組み
ネットワーク型アプリ広告の配信の仕組みは、下図の通りだ。
プラットフォームは広告配信可能なアプリのネットワークを形成していて、ターゲット設定に沿ったアプリに広告配信をおこなう。
なお、AIを用いたアルゴリズムを使用しているため、自動でターゲット設定をすることも可能だ。
運用型アプリ広告の配信の仕組み
運用型アプリ広告の配信の仕組みは、下図の通りだ。
ターゲット設定をおこなって、ある特定のアプリで広告配信をおこなう。
一部ではAIを用いたアルゴリズムを使用していて、自動でターゲット設定をすることが可能だ。
しかし、ネットワーク型アプリ広告のプラットフォームに比べ、AIの品質が悪いため、ターゲット設定の精度が悪い。
純広告型アプリ広告の配信の仕組み
純広告型アプリ広告の配信の仕組みは、下図の通りだ。
ある特定の媒体の広告枠を買い取って、契約期間中は広告が掲載し続ける。
その他2つの形式とは異なり、ターゲット設定をする必要はない。
3.アプリ広告の市場規模
上図をご覧になって分かる通り、アプリ広告は着々と成長している。
年平均25%のペースで市場規模が拡大していて、2019年時点で1,406億ドルになっている。そして、2021年には2,010億ドル(20.1兆円)に達すると予想されている。
2018年には世界最大のネットワーク型広告のプラットフォーム「Criteo」が参入したことから、今後出稿企業数が急増していくと予想できる。
4.アプリ広告の展望
アプリ広告には、2つの展望がある。
それぞれ詳しく説明していく。
アプリ広告の展望1:インフィード広告が成長を牽引する
現在、下記の2つの原因から、既存の広告手法では成果が出にくくなっている。
- ユーザーが広告に慣れた
- ユーザーの興味関心が多様化した
出稿企業数が減っているため、大半のアプリ広告は衰退していく。
しかし、インフィード広告だけは上記2つの原因を解消できることから、出稿企業が急増していくと予想できる。結果、アプリ広告の成長を牽引していくのだ。
アプリ広告の展望2:10年後には縮小する
ITの世界は、進化のスピードが異常に早い。
10年後には、アプリに代わるサービスが普及する可能性が高いため、アプリ広告の市場規模が縮小すると予想できる
5.アプリ広告の種類
アプリ広告には5種類ある。
それぞれ詳しく説明していく。
アプリ広告の種類1:バナー広告
バナー広告とは、バナーをアプリ内に掲載する広告のことだ。
バナーデザインを自由に決められるため、下記の3つを工夫することで、ユーザーの視覚に訴求できる。
- 写真
- 色合い
- 文字の大きさ
また、費用単価が安く設定されていることから、広告費用を抑えながらインプレッション数を稼げる。
つまり、効率的に認知度を向上できるのだ。
アプリ広告の種類2:インフィード広告
インフィード広告とは、下記の箇所に通常コンテンツと同じ仕様で掲載する広告のことだ。
- タイムライン上
- ニュースフィード内
主に「ニュースアプリ」や「SNS」で使用されている。
広告色が非常に薄いことから、その他アプリ広告に比べて、下記の2つの数値が高くなる。
- クリック率
- コンバージョン率
また、出稿している企業数が少ないため、費用単価が高騰していない。
したがって、費用対効果が高くなりやすいのだ。
アプリ広告の種類3:オファーウォール広告
オファーウォール広告とは、バナーをアプリ内に掲載して、クリックしたらおすすめ商品一覧ページに遷移する広告のことだ
商品を直接販売しないことから、拒絶反応を示すユーザーが少ない。
また、おすすめ商品一覧ページでは、商品概要を説明できるため、下記の2つの数値が高い。
- クリック率
- コンバージョン率
しかし、2020年現在、掲載募集しているアプリが少ないため、良質な広告掲載先を見つけるのが困難である。
アプリ広告の種類4:アイコン広告
アイコン広告とは、アイコンをアプリ内に掲載する広告のことだ。
下記を表示しないことから、広告色が非常に薄い。
- キャッチコピー
- アイキャッチ画像
しかし、伝えられる情報量が少ないため、クリック率が低い。
出稿企業数も徐々に減ってきていて、それに伴って広告募集をしているアプリも減っている。
アプリ広告の種類5:全画面広告
全画面広告とは、スマホ画面一杯に表示する広告のことだ。
一般的には、下記の場面に差し込む。
- ゲーム起動中
- ページ遷移中
ユーザーが気を抜いているときに広告を表示するため、クリック率が高い。また、視覚に必ず入ることから、認知度向上の効果が非常に高い。
6.アプリ広告の4のメリット
アプリ広告のメリットは4つある。
それぞれ詳しく説明する。
アプリ広告のメリット1:ユーザーの視覚に入りやすい
スマホの画面は小さい。
アプリ内で広告を表示すると、基本的にはユーザーの視覚に入る。
そのため、その他Web広告に比べて、クリック率が高くなるのだ。
アプリ広告のメリット2:コンバージョン率が高い
アプリを信用しているから、ユーザーはアプリを使用している。
その分、広告の信用度が向上するため、コンバージョン率が高くなる。結果、高い広告効果を生み出すのだ。
アプリ広告のメリット3:競合が少ない
広告掲載を募集しているアプリは、10万個以上ある。
市場規模自体は大きいが、その他Web広告に比べて、一つ一つの出稿企業数が少ないのだ。
広告費用が高騰していないため、高い費用対効果を得られる。
アプリ広告のメリット4:独特のターゲティングができる
アプリの内容によって、主要ユーザーの下記2つが分かる。
- 現在の状況
- 興味・関心を抱いていること
広告掲載先の情報を入念に調べることで、「年収800万円以上のファッションに興味がある男性」といった、独特なターゲティングができるのだ。
7.アプリ広告の3のデメリット
アプリ広告のデメリットは3つある。
それぞれ詳しく説明していく。
アプリ広告のデメリット1:システム不備が多い
アプリ業界は流行り廃りが激しいため、現存するアプリの大半は歴史が浅い。
システム構築が万全ではないため、「広告が表示しない」といった不具合が発生しやすい。
初めに立てた戦略通りに、広告を出稿できない可能性がある。
アプリ広告のデメリット2:リターゲティングができない
アプリ広告では、cookieを使用できない。
ユーザーの行動履歴を把握できないため、リターゲティング広告を配信できないのだ。
購入検討中のユーザーを取り逃がす回数が増えてしまう。
アプリ広告のデメリット3:ノウハウが確立していない
下記の2つの理由から、アプリごとの広告運用ノウハウが確立していない
- 一つのアプリに対して広告出稿している企業数は少ない
- アプリ広告は常に進化している
成果を出すためには、手探りで検証改善を繰り返して、独自のノウハウを構築しなくてはいけない。
8.アプリ広告の費用
アプリ広告の掲載費用について詳しく説明していく。
じっくり読んで、ぜひ参考にしてほしい。
アプリ広告の費用形態
アプリ広告の費用形態は、下記の通りだ。
費用形態 | 説明 |
期間契約型 | 掲載期間に応じて料金が発生する形態 |
インプレッション課金型 | インプレッションするたびに料金が発生する形態 |
クリック課金型 | クリックが生じるたびに料金が発生する形態 |
エンゲージメント課金型 | SNS広告で「シェア」や「フォロー」が生じるたびに料金が発生する形態 |
アプリ広告の費用相場【種類別】
アプリ広告の種類別の費用相場は、下表の通りだ。
期間契約型 |
インプレッション課金型
|
クリック課金型
|
|
バナー広告 | 想定インプレッション数×0.2〜1.2円 | 0.5〜1.5円/imp | 40〜200円/クリック |
インフィード広告 | 想定クリック数×10〜70円 | 0.2〜1.2円/imp | 20〜70円/クリック |
オファーオール広告 | 想定インプレッション数×0.4〜1.5円 | 0.7〜2.0円/imp | 40〜200円/クリック |
アイコン広告 | 想定インプレッション数×0.1〜0.5円 | 0.1〜0.8円/imp | 30〜100円/クリック |
全画面広告 |
想定インプレッション数×0.5〜1.8円
|
0.8〜2.5円/imp | 40〜200円/クリック |
アプリ広告の費用単価変動要因4選
アプリ広告の費用単価変動要因は4つある。
それぞれ詳しく説明していく。
ネットワーク型・運用型アプリ広告の費用単価変動要因2選
費用単価変動要因1:競合性
競合性によって、下記の2つのアプリ広告の費用単価は変動する。
- ネットワーク型
- 運用型
なぜならば、オークション形式を採用しているからだ。
オークションへの参加企業数が変わるため、費用単価が変動する。
費用単価変動要因2:クリック率
下記の2つのアプリ広告では、クリック率によって費用単価が変動するように設定している。
- ネットワーク型
- 運用型
例えば、平均クリック単価が40円の場合、クリック率別クリック単価は下記の通りになる。
- 05%:45〜50円/クリック
- 5%:30〜35円/クリック
このようにクリック率によって、費用単価が変動するのだ。
純広告型アプリ広告の費用単価変動要因2選
費用単価変動要因3:主要ユーザーの購買力
主要ユーザーの購買力によって、純広告型アプリ広告の費用単価は変動する。
例えば、主要ユーザーが年収800万円以上の会社員のアプリでバナー広告を掲載する場合、費用単価は「想定インプレッション数×1.0〜1.5円」になる。一方で、主要ユーザーが小学生の場合は、「想定インプレッション数×0.1〜0.3円」になる。
このように、主要ユーザーの購買力によって、純広告型アプリ広告の費用単価は変動する。
費用単価変動要因4:人気度
アプリの人気度によって、純広告型アプリ広告の費用単価は変動する。
例えば、誰もが知っている人気のアプリでインフィード広告を掲載する場合、費用単価は「想定インプレッション×60〜70円」になる。一方で、人気がないアプリでは、費用単価は「想定インプレッション×10〜20円」になる。
このように、アプリの人気度によって、純広告型アプリ広告の費用単価は変動する。
9.アプリ広告のおすすめ媒体9選
アプリ広告のおすすめ媒体を、下記3つの配信形式別に合計9個紹介していく。
- ネットワーク型
- 運用型
- 純広告型
成果を出すためには、媒体選びは非常に重要なので、じっくり読んでほしい。
ネットワーク型アプリ広告の媒体3選
アプリ広告のおすすめ媒体1:GDN
GDNとは、Googleが運営している世界最大のネットワーク型アプリ広告の媒体だ。
下記の2種類を配信できる。
- バナー広告
- 全画面広告
ネットワーク規模は世界最大で、最も多くのアプリに広告を配信できる。
ターゲティング項目 | 年齢、性別、興味・関心etc |
配信可能広告 | バナー広告、全画面広告 |
費用形態 | インプレッション課金型、クリック課金型 |
費用相場 | 200〜800円/1,000imp、40〜180円/クリック |
最低予算 | 3万円〜 |
ホームページ | |
媒体資料 | GDN媒体資料 |
アプリ広告のおすすめ媒体2:YDN
YDNとは、Yahoo!が運営しているネットワーク型アプリ広告の媒体だ。
下記の2種類を配信できる。
- バナー広告
- 全画面広告
巨大なネットワークを形成していて、広告配信可能なアプリの数はGDNに次ぐ国内2位だ。
ターゲティング項目 | 年齢、性別、興味・関心etc |
配信可能広告 | バナー広告、全画面広告 |
費用形態 | インプレッション課金型、クリック課金型 |
費用相場 | 200〜800円/1,000imp、40〜150円/クリック |
最低予算 | 3万円〜 |
ホームページ | Yahoo! |
媒体資料 | YDN媒体資料ダウンロードページ |
アプリ広告のおすすめ媒体3:i-mobile Ad Network
i-mobile Ad Networkとは、月間915億インプレッションの国内最大級のネットワーク型アプリ広告の媒体だ。
下記の3種類を配信できる。
- バナー広告
- インフィード広告
- 全画面広告
大規模アプリを中心にネットワークを形成しているため、ユーザーからの信頼度が高いアプリに広告配信できる。
ターゲティング項目 | 年齢、性別、リエンゲージメントetc |
配信可能広告 | バナー広告、インフィード広告、全画面広告 |
費用形態 | クリック課金型 |
費用相場 | 15〜30円/クリック |
最低予算 | 5万円〜 |
ホームページ | i-mobile Ad Network |
運用型アプリ広告の媒体4選
アプリ広告のおすすめ媒体4:Twitter
Twitterとは、国内月間アクティブユーザー数4,500万人のSNSだ。
アプリのタイムライン上に、インフィード広告を配信できる。
ユーザーニーズを捉えた広告を作成できれば、広告自体が拡散をする。拡散した広告でエンゲージメントが起きても、料金はかからないため、高い費用対効果を得られる。
ターゲティング項目 | 年齢、性別、過去ツイートの履歴、興味・関心etc |
配信可能広告 | インフィード広告 |
費用形態 | エンゲージメント課金型 |
費用相場 | 60〜200円/エンゲージメント |
最低予算 | 3万円〜 |
ホームページ | |
媒体資料 | Twitter媒体資料ダウンロードページ |
アプリ広告のおすすめ媒体5:Facebook
Facebookとは、国内月間アクティブユーザー数2,800万人のSNSだ。
アプリのニュースフィード上に、インフィード広告を配信できる。
プロフィールデータを基にした詳細なターゲティングが可能なため、ターゲットにピンポイントで広告を届けられる。
ターゲティング項目 | 年齢、性別、職業、役職、興味・関心etc |
配信可能広告 | バナー広告、インフィード広告 |
費用形態 | インプレッション課金型、エンゲージメント課金型 |
費用相場 | 200〜800円/1,000imp、80〜300円/エンゲージメント |
最低予算 | 3万円〜 |
ホームページ | |
媒体資料 | Facebook媒体資料 |
アプリ広告のおすすめ媒体6:TikTok
TikTokとは、国内アクティブユーザー数950万人のショートムービーSNSだ。
アプリ内の下記の箇所に、広告を配信できる。
- ハッシュタグ
- 起動画面
- おすすめ投稿
運用型広告だけでなく、純広告の掲載も実施している。
ターゲティング項目 | 年齢、性別、趣味趣向etc |
配信可能広告 | ハッシュタグチャレンジ、起動画面広告、インフィード広告 |
費用形態 | 期間契約型、インプレッション課金型、クリック課金型 |
費用相場 | 42万円/日〜、100〜600円/1,000imp、20円〜150円/クリック〜 |
最低予算 | 3万円〜 |
ホームページ | TikTok |
媒体資料 | TikTok媒体資料請求ページ |
TikTok広告の概要は、「TikTok広告とは」で詳しく説明している。ぜひ参照してほしい。
アプリ広告のおすすめ媒体7:LINE
LINEとは、国内ユーザー数8,000万人のチャットアプリだ。
下記の箇所に、広告を掲載できる。
- トーク最上部
- タイムライン
- LINEニュース
年齢性別問わず、幅広い層のユーザーが利用しているため、どんな商材にも適している。
ターゲティング項目 | 年齢、性別、地域、興味・関心etc |
配信可能広告 | バナー広告、インフィード広告 |
費用形態 | インプレッション課金型、クリック課金型 |
費用相場 | 400〜650円/1,000imp、25〜70円/クリック |
最低予算 | 3万円〜 |
ホームページ | LINE |
媒体資料 | LINE媒体資料ダウンロードページ |
純広告型アプリ広告の媒体2選
アプリ広告のおすすめ媒体8:POLYGLOTS
POLYGLOTSとは、累計100万ダウンロードの英語学習アプリだ。
下記の3箇所にバナー広告を掲載できる。
- トップページ
- 記事一覧ページ
- 記事中
ゼネラルリーチ社の調査で「英語学習アプリユーザー満足度No.1」を獲得していて、ユーザーからの信頼が非常に厚いため、高い広告効果を得られる。
配信可能広告 | バナー広告 |
費用形態 | クリック課金型 |
費用相場 | 1ヶ月:120円/クリック 3ヶ月:90円/クリック 6ヶ月:70円/クリック |
最低予算 | 12万円〜 |
ホームページ | POLYGLOTS |
アプリ広告のおすすめ媒体9:LUCRA
LUCRAとは、累計600万ダウンロードの女性向けニュースアプリだ。
トップページのタイムライン上部に、インフィード広告を掲載できる。
主要ユーザー属性が20〜29歳女性のため、下記の商材との親和性が高い。
- 化粧品
- 美容整形
配信可能広告 | インフィード広告 |
費用形態 | 期間契約型 |
掲載期間 | 2週間 |
保証インプレッション数 | 100万imp |
掲載費用 | 100万円 |
ホームページ | LUCRA |
媒体資料 | LUCRA媒体資料ダウンロードページ |
10.アプリ広告で成果を出すために押さえるべき5のポイント
アプリ広告で成果を出すために押さえるべきポイントが5つある。
それぞれ詳しく説明していく。
押さえるべきポイント1:親和性の高いアプリ広告の種類を選ぶ
商材によって、親和性の高いアプリ広告の種類が異なる。
なぜならば、効果的な集客プロセスが異なるからだ。
例えば、日用品の場合、誰もが必要としている物なので、認知度向上させれば効率的に売上が向上する。したがって、下記のいずれかのアプリ広告が適している。
- バナー広告
- 全画面広告
一方で、最先端技術を使った商材の場合、メリットを伝えることで効率的に売上が向上するため、インフィード広告が適している。
商材と親和性の高いアプリ広告を選ぶことで、効果的な集客プロセスをおこなえるため、成果が出やすくなるのだ。
押さえるべきポイント2:主要ユーザーの属性を徹底リサーチする
アプリの主要ユーザーの属性がターゲット像とかけ離れていると、満足のいく結果は確実に得られない。無駄な広告費用が増えるため、むしろ赤字になってしまう。
そういった事態を回避して、成果を出すためには、アプリの主要ユーザーの属性を徹底リサーチしなくてはいけない。
押さえるべきポイント3:商材単価に適したアプリを選ぶ
アプリによって、広告掲載費用の相場が異なる。
商材単価に対して広告掲載費用が高すぎると、広告効果を最大化させたとしても、赤字になってしまう。
そういった事態を回避して、費用に見合った成果を出すためには、商材単価に適したアプリを選ぶなくてはいけない。
押さえるべきポイント4:ユーザーニーズに合ったランディングページを作成する
アプリによって、ユーザーの求めている情報が異なる。
例えば、ニュースアプリのユーザーは、最新情報を求めている。一方で、RPGアプリのユーザーは、より面白いゲームアプリの情報を求めている。
ユーザーニーズに合ったランディングページを作成することで、広告に興味を持つユーザーを増えるため、成果が出やすくなるのだ。
押さえるべきポイント5:親和性の高いその他Webマーケティング施策を組み合わせる
アプリ広告の種類ごとに、親和性の高いその他Webマーケティング施策が存在する。
例えば、インフィード広告の場合、ランディングページを見て、商材に興味を持ったユーザーは、下記の情報を調べるため、リスティング広告から効率的にコンバージョンを得られる。
- 活用事例
- 口コミ
このように、親和性の高いその他Webマーケティング施策を組み合わせることで、広告効率が上がるため、成果が出やすくなるのだ。
11.アプリ広告の事例5選
アプリ広告の事例を5つ紹介していく。
真似できるところは真似て、ぜひ実践に活かしてほしい。
アプリ広告事例1:税理士法人エールのバナー広告
掲載先:Panecal
LP:税理士法人エールのランディングページ
関数電卓アプリ「Panecal」に掲載されていた、税理士法人エールのバナー広告だ。
バナーをあえてテキストにすることで、ユーザーの目を惹きつけている。また、「平均540万円の追徴課税を支払いたいですか?」と問いかけて、お金を失う恐怖を煽っている。
おそらく高い広告効果を得られただろう。
アプリ広告事例2:T.Sコーポレーションのインフィード広告
掲載先:Gunosy
LP:T.Sコーポレーションのランディングページ
ニュースアプリ「Gunosy」に掲載された、T.Sコーポレーションのインフィード広告だ。
下記の2つをおこなって、ユーザーの好奇心を刺激している。
- 特徴的なアイキャッチ画像を使用
- 使用結果を発表することをタイトルで伝えている
また、あえて質素なランディングページにすることで、拒絶反応を示すユーザーを減らしている。
おそらく高い広告効果を得られただろう。
アプリ広告事例3:wwwのオファーウォール広告
掲載先:鬼飛び
アクションアプリ「鬼飛び」に掲載された、「www」のオファーウォール広告だ。
特徴的なアイコンにすることで、ユーザーの目を引いている。また、「激ムズエンドレスアクション」というキャッチーなタイトルにすることで、ユーザーの好奇心を刺激している。
おそらく高い広告効果を得られただろう。
アプリ広告事例4:クロスワードのアイコン広告
掲載先:ぐんまのやぼう
RPGアプリ「ぐんまのやぼう」に掲載された、クロスワードのアイコン広告だ。
「操作が簡単」という共通点があるアプリに広告を掲載している。また、鮮やかな色合いのアイコンにすることで、ユーザーの目を引いている。
おそらく高い広告効果を得られただろう。
アプリ広告事例5:七つの大罪の全画面広告
掲載先:おいザコ!さすがにクリアできるよな?
LP:七つの大罪グランドクロス
アプリ「おいザコ!さすがにクリアできるよな?」に掲載された、アニメ「七つの大罪」のアプリの全画面広告だ。
女性キャラクターの写真を大きく載せることで、男性ユーザーの目を引いている。また、「手に汗握るバトルに挑め!」という文言を説明文に入れて、ユーザーの好奇心を刺激している。
おそらく高い広告効果を得られただろう。
12.アプリ広告のおすすめ代理店5選
アプリ広告のおすすめ代理店を5つ紹介していく。
成果を出すためには、貴社と相性の良い代理店を見つけなくてはいけない。
じっくり読んで、ぜひ参考にしてほしい。
アプリ広告のおすすめ代理店1:合同会社ビーエイチ
合同会社ビーエイチとは、2017年に創業した新興のインターネット広告代理店だ。2020年現在、業界内で最も勢いがある。
元々は特化型メディアの純広告のみを販売していたが、最近はアプリ広告の取り扱いを始めた。
月3万円の案件から月1,000万円以上の案件まで、幅広い案件を受け付けている。また、下記の業務を専門でおこなっている企業と提携していることから、Webマーケティングのトータルサポートが可能だ。
- SEO対策
- SNS運用
- オウンドメディア構築
「合同会社ビーエイチ問い合わせフォーム」から問い合わせができるので、ご興味があれば、一度連絡してみてほしい。
会社名 | 合同会社ビーエイチ |
本店所在地 | 東京都品川区中延5-4-15 |
設立年 | 2017年2月13日 |
事業内容 | インターネット広告事業、ITメディア事業 |
従業員数 | 5名 |
アプリ広告のおすすめ代理店2:株式会社セプテーニ
株式会社セプテーニとは、インフィード広告の売上高業界No.1のインターネット広告代理店だ。
主要クライアントは中堅企業〜大企業で、月500万円以上の案件を中心に取り扱っている。
また、下記2つの広告物の作成を完全内製化している。
- バナー
- ランディングページ
短期間で広告物を納品できるため、高速で検証改善をおこなえるのだ。
会社名 | 株式会社セプテーニ |
本店所在地 | 東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー28F |
設立年 | 2006年10月 |
事業内容 | インターネット広告事業 |
従業員数 | 1,441名 |
アプリ広告のおすすめ代理店3:株式会社サイバーエージェント
株式会社サイバーエージェントとは、日本最大のインターネット広告代理店だ。
主要クライアントは大企業で、1,000万円以上の案件を中心に取り扱っている。
全種類のWeb広告を取り扱っているため、どんな依頼をしても対応が可能だ。また、Webマーケティングのグループ企業が多数存在することから、Webマーケティングをトータルでサポートできる。
会社名 | 株式会社サイバーエージェント |
本店所在地 | 東京都渋谷区宇田川町40番1号 AbemaTowers |
設立年 | 1998年3月18日 |
事業内容 | メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業、投資育成事業 |
従業員数 | 1,551名 |
アプリ広告のおすすめ代理店4:株式会社オプト
株式会社オプトとは、日本2位のインターネット広告代理店だ。
主要企業は中堅企業〜大企業で、500万円以上の案件を中心に取り扱っている。
運用型広告全般を得意にしていて、下記2つのアプリ広告の実績は日本一である。
- ネットワーク型
- 運用型
ただし、Web広告以外の業務が苦手なため、Webマーケティング施策をトータルサポートできない。
会社名 | 株式会社オプト |
本店所在地 | 東京都千代田区四番町6 東急番町ビル |
設立年 | 1994年3月4日 |
事業内容 | マーケティング事業 |
従業員数 | 1,631名 |
アプリ広告のおすすめ代理店5:トランスコスモス株式会社
トランスコスモス株式会社とは、ネット広告黎明期にインターネット広告代理店を始めた会社だ。
主要クライアントは中小企業〜中堅企業で、300万円以上の案件を中心に取り扱っている。
近年では、アプリ広告の販売に力を入れている。また、コールセンター事業をおこなっていることから、ネット広告からの問い合わせ対応を外注できる。
会社名 | トランスコスモス株式会社 |
本店所在地 | 東京都渋谷区渋谷3-25-18 |
設立年 | 1985年6月18日 |
事業内容 | インターネット広告事業、コールセンター事業 |
従業員数 | 54,917名 |
参考記事1:アプリ広告の代理店10選
参考記事2:TikTok広告代理店10社
参考記事3:東京都のインターネット広告代理店10選
参考記事4:インターネット広告代理店17社のおすすめランキング
参考記事5:インターネット広告代理店9選を徹底比較
最後に
本記事では、アプリ広告を徹底解説した。
下記の3点を十分理解した上で、アプリ広告の出稿を決めてほしい。
- 4のメリット
- 3のデメリット
- 成果を出すために押さえるべき5のポイント
そして、出稿するのであれば、下記の3点を参考にしてほしい。
- おすすめ媒体9選
- 5の事例
- おすすめ代理店5選
そうすることで、貴社の満足のいく結果を得られるだろう。
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こんなことでお悩みなのであれば、お気軽にご相談ください。
- アプリ広告に力を入れたい
- アプリ広告を運用しているが成果が出ていない
必ずやお役に立ってみせます。