あなたは今、「バナー広告のクリック率が低い」と悩んでいるのだろう。そして、「なんとかして改善したい」と思っているのではないか?
そこで本日は、バナー広告のクリック率を上げるコツを13個紹介する。
じっくり読んで、ぜひ実践してほしい。
目次
1.バナー広告のクリック率を上げるコツ13選
バナー広告のクリック率を上げるコツは13個ある。
それぞれ詳しく説明していく。
バナー広告のクリック率を上げるデザインのコツ5選
バナー広告のクリック率を上げるデザインのコツを5つ紹介する。
ぜひ参考にしてほしい。
コツ1:女性または赤ちゃんの写真を使う
「女性」または「赤ちゃん」の写真をバナー広告に使うと、人間は不信感を抱かない。
「バナーをクリックする」という心理的ハードルが低くなるため、クリック率が向上するのだ。
コツ2:赤色または緑色を使う
赤色と緑色にはそれぞれ、下記の効果がある。
- 赤色:人の目を引く
- 緑色:人の欲を促進する
したがって、上記2つの色のいずれかを使用したバナーを作成すると、クリック率が向上するのだ。
コツ3:キャッチコピーの文字を大きくする
特定の一文だけ文字を大きくすると、その文章が頭の中に入ってきやすい。
つまり、キャッチコピーの文字を大きくすることで、より多くの人に、商品・サービスのメリットを伝えられるようになる。
結果、クリック率が向上するのだ。
コツ4:広告出稿先と同化させる
下記のような方法を用いて、バナーを広告出稿先に同化させると、ユーザーは広告だと思わない。
- 使う色を同じにする
- 一緒の文調にする
「売り込まれるかも」という不信感がなくなるため、クリック率が向上するのだ。
コツ5:できる限り簡潔にする
下記の2つの理由から、簡潔なバナーを作成すると、より多くの人に商品・サービスのメリットを伝えられる。
- 人がバナー広告を見るのは一瞬
- 文章が頭の中に入ってきやすくなる
その分、クリック数が増えるため、クリック率も向上するのだ。
具体的には、下記のような方法をおこなって、できる限り簡潔なバナーを作成してほしい。
- 箇条書きを使う
- 画数の多い漢字を使わない
- 文字数を減らす
バナー広告のクリック率を上げるコピーのコツ8選
バナー広告のクリック率を上げるコピーのコツを8個紹介する。
コツ6:ベネフィットを伝える
ベネフィットとは、「ある特定の行動を起こしたときに手に入る未来」のことだ。
例えば、掃除機の場合、「ホコリがひとつもないピカピカのお部屋」がベネフィットになる。
ベネフィットを伝えることで、バナーをクリックするメリットを強く感じる。結果、クリック率が向上するのだ。
コツ7:ニュース性を伝える
人間は全員、最新情報が好きだ。現にあなたも、毎日ネットニュースを見ているだろう。
下記のような文言をバナーに加えて、ニュース性を伝えてほしい。
- 最新2020年版
- 最新動向
そうすることで、多くの人の興味を引けるため、クリック率は向上する。
コツ8:ターゲットを指定する
「自分のことだ」と思うと、人間は相手の話を聞く。
例えば、下記の2つを言われたとき、どちらの人の話を聞きたいだろうか?
- みなさん聞いてください。
- そこのあなた話を聞いてください。
おそらく後者だろう。
下記のような文言をバナーに加えて、ターゲットを指定してほしい。
- 65歳以上の経営者のあなた
- 都内の女子校に通うあなた
そうすることで、多くの人が広告を読むようになるため、クリック率は向上する。
コツ9:権威性を証明する
人間は、権威のある人の意見を聞き入れる。
極端な例だが、下記の2人から仕事の話をされたとき、どちらの話を聞き入れるだろうか?
- 孫正義
- ただのサラリーマン
おそらく前者だろう。
下記のような文言をバナーに加えて、権威性を証明してほしい。
- 10万人が効果を感じた
- 顧客満足度8%
そうすることで、多くの人が広告の文章に納得するため、クリック率は向上する。
コツ10:具体的な数字を書く
具体的な数字を書くと、文章の信憑性が上がる。
例えば、下記の2つのキャッチコピーがあった場合、どちらに信憑性を感じるだろうか?
- 約10万人が認めた歯磨き粉
- 97,561人が認めた歯磨き粉
おそらく後者だろう。
具体的な数字をバナーに加えてほしい。そうすることで、多くの人がバナーの文章を信用するため、クリック率は向上する。
コツ11:希少性を演出する
人間は、希少性があるものに価値を感じる。
例えば、下記の2つでは、どちらに価値を感じるだろうか?
- 世界で10本しかないロレックスの時計
- 普通のロレックスの時計
おそらく前者だろう。
下記のような文言をバナーに加えて、希少性を演出してほしい。
- 先着◯名様限定
- お申し込みは◯月△日まで
そうすることで、多くの人が価値を感じるため、クリック率は向上する。
コツ12:簡便性を伝える
人間は、「今すぐ何かを得たい」と思っている。
例えば、下記の2つでは、どちらに魅力を感じるだろうか?
- 1ヶ月後に500万円手に入れる方法
- 以後20年間、毎月5万円を受け取る方法
おそらく前者だろう。
下記のような文言をバナーに加えて、簡便性を伝えてほしい。
- たった1ヶ月で◯◯できる!
- 1日5分で△△できる!
そうすることで、商品・サービスに魅力を感じて、クリック率は向上する。
コツ13:苦痛から逃れられることを伝える
人間は、苦痛から逃れられることに強い興味を持つ。
例えば、下記の2つがキャッチコピーの広告では、どちらをクリックしたいだろうか?
- 無駄な広告費を使ってしませんか?
- 広告費を安くしたくないですか?
おそらく前者だろう。
貴社の商品・サービスを使うことで逃れられる苦痛を、バナーで伝えてほしい。そうすることで、多くの人が興味を持つため、クリック率は向上する。
2.バナー広告のクリック率を改善するときの3の注意点
今までで紹介した13のコツをおこなって、バナー広告のクリック率を改善するときに注意すべき点を、3つ紹介する。
必ず守ってほしい。
注意点1:ABテストをおこなう
検証をしなければ、新たに作成したバナーのクリック率が、本当に高いのか分からない。
クリック率が低くなっているケースも往々にしてある。
広告費を無駄にしないためにも、新たなバナーを作成したら、ABテストをおこなってほしい。
注意点2:コンバージョン率を確認する
クリック率を上げることを意識しすぎると、バナーとランディングページにギャップが生まれる。
結果、コンバージョン率が落ちて、最終的な売上が減少してしまうのだ。
そういった事態を回避するためにも、コンバージョン率を確認しながら、バナーの改善をしてほしい。
注意点3:検証・改善を繰り返す
クリック率が高いバナーを作ったからといって、一生安泰というわけではない。競合他社が真似をしてきたら、クリック率は下がっていってしまう。
検証・改善を繰り返して、クリック率が常に高いバナーを作り続けてほしい。(参考:バナー広告の平均クリック率)
3.クリック率の高いバナー広告の5の事例
クリック率の高いバナー広告の事例を5個紹介する。
ぜひ参考にしてほしい。
事例1:三菱東京UFJ銀行のバナー広告
三菱東京UFJ銀行のカードローンサービスのバナー広告だ。
「当行口座不要」と大きく書いて、簡便性を伝えている。さらに、「2人に1人は口座のないお客さま」と記載して、簡便性の証明をしている。
カードローンのバナー広告の中では、最もクリック率が高いだろう。
事例2:損保ジャパン日本興亜のバナー広告
損保ジャパン日本興亜の海外旅行保険のバナー広告だ。
「出発当日のお申込みOK」と大きく書いて、簡便性を伝えている。また、顧客満足度調査の結果を載せて、権威性を証明している。
海外旅行保険のバナー広告では、最もクリック率が高いだろう。
事例3:Amazonのバナー広告
Amazonのバナー広告だ。
「缶で買えるのはAmazonだけ!」と大きく書いて、希少性を演出している。
キャンプメディアといったCarlsberが好きな人が集まる媒体に、この広告を出すことで、高いクリック率を記録した。
事例4:ヤクルトのバナー広告
ヤクルトのバナー広告だ。
「日中不在でも受け取れる」というベネフィットをキャッチコピーにしている。また、赤色を積極的に使うことで、バナーを目立たせている。
飲料系のバナー広告では、最も高いクリック率だろう。
事例5:PAOのバナー広告
小顔エクササイズ機「PAO」のバナー広告だ。
「1日たった1分」と記載して、簡便性を伝えている。また、効果を実感した人の割合を、具体的な数字で書いて、権威性を証明している。
美容グッズのバナー広告では、最も高いクリック率だろう。
最後に
本記事では、バナー広告のクリック率を上げるコツを13個紹介した。
3つの注意点を意識しながら、貴社の商品・サービスに合うコツを使って、バナーを作成してほしい。
そうすることで、クリック率が向上して、コンバージョン数が増える。結果、貴社の売上向上に大きく貢献するだろう。
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おすすめの代理店を下記の3つの記事で紹介している。ぜひ参考にしてほしい。
参考記事1:インターネット広告代理店17社のおすすめランキング
参考記事2:インターネット広告代理店9選を徹底比較
参考記事3:東京都のインターネット広告代理店10選