リスティング広告の目標CPA設定方法2選と設定時の4の注意点

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あなたは今、リスティング広告の予算を決めようとしているのだろう。しかし、「目標CPAを設定できない」と悩んでいるのではないか?

そう悩むのも無理はない。

「商材単価」や「収益モデル」といった条件によって目標CPAは異なる。経験がなければ、最適な数値を設定するのは不可能だ。

しかし安心してほしい。この記事を読めば、貴社に最適な目標CPAを設定できる。

じっくり読んで、ぜひ参考にしてほしい。

※ リスティング広告の概要を知らないのであれば、下記の8つの記事を読んでほしい。そうしないと、以降の内容を理解できない。
参考記事1:リスティング広告とは
参考記事2:リスティング広告とSEO対策の違い
参考記事3:リスティング広告の目的
参考記事4:リスティング広告と相性の良い業種
参考記事5:Web広告の種類
参考記事6:スマホ広告の種類
参考記事7:ネイティブ広告の種類
参考記事8:ネイティブ広告とは
 
 

1.リスティング広告におけるCPAとは

リスティング広告におけるCPAとは、「1コンバージョン獲得するのにかかった広告費用」のことだ。

下式で計算できる。

「CPA=合計広告費用÷コンバージョン数(円)」

例えば、下表の条件の場合、CPAは25,000円(=500円×100回÷2件)になる。

平均クリック単価 500円
クリック数 100回
コンバージョン数 2件

数値が小さくなるほど、費用対効果が高い。

※ リスティング広告におけるCPAの概要は、下記の3つの記事でも詳しく説明している。ぜひ参照してほしい。
参考記事1:ネイティブ広告の効果
参考記事2:Web広告の効果測定
参考記事3:Web広告の費用対効果

2.目標CPAを設定してからリスティング広告の予算を決定!

リスティング広告の予算を決めるときは、目標CPAを最初に設定しなくてはいけない。

なぜならば、下式で予算を算出するからだ。

「予算=目標CPA×目標コンバージョン数」

目標CPAを設定しなければ、獲得したいコンバージョン数に適した予算を算出できない。

したがって、リスティング広告の予算を決めるときは、最初に目標CPAを設定するのだ。

3.リスティング広告の目標CPA設定方法2選

リスティング広告の目標CPA設定方法は2つある。

じっくり読んで、貴社に適したやり方を実施してほしい。

リスティング広告の目標CPA設定方法1:損益分岐点を基にする

損益分岐点を基にリスティング広告の目標CPAを設定する方法だ。

一般的には、下記のようなリピート性の低い商材で使用する。

  • 家電
  • ブランド品

具体的なやり方は、下記の手順の通りだ。

  1. 「商材単価−商材1個あたりの諸経費(=上限CPA)」を計算
  2. 目標利益率を設定
  3. 「上限CPA×(100%−目標利益率)」を目標CPAに設定

例えば、下表の条件の場合、目標CPAは6,000円(={10,000円−4,000円}×{100%−50%})となる。

商材単価 10,000円
商材1個あたりの諸経費 4,000円
目標利益率 50%

こうすることで、損益分岐点を基に目標CPAを設定できる。

リスティング広告の目標CPA設定方法2:LTVを基にする

LTVを基にリスティング広告の目標CPAを設定する方法だ。

一般的には、下記のようなリピート性の高い商材で使用する。

  • 化粧品
  • ダイエットサプリ
  • エステサロン

具体的なやり方は、下記の手順の通りだ。

  1. 「商材単価−商材1個あたりの諸経費」を計算
  2. LTVの計測期間を設定
  3. 過去の購入データからLTV計測期間中の顧客1人あたりの平均購入回数を算出
  4. 目標利益率を設定
  5. 「1で算出した数値×LTV計測期間中の顧客1人あたりの平均購入回数×(100%−目標利益率)」を目標CPAに設定

例えば、下表の条件の場合、目標CPAは15,000円(={5,000−2,000}×5回×2年×{100%−50%})となる。

商材単価 5,000円
商材1個あたりの諸経費 2,000円
LTV計測期間 2年
顧客1人あたりの年間平均購入回数 5回
目標利益率 50%

こうすることで、LTVを基に目標CPAを設定できる。

4.リスティング広告の目標CPA設定時の4の注意点

リスティング広告の目標CPA設定時に注意すべき点が4つある。

それぞれ詳しく説明していく。

リスティング広告の目標CPA設定時の注意点1:Web完結しない商材は商材単価を1コンバージョンあたりの平均売上に置き換える

下記のようなWeb完結しない商材は、商材単価を1コンバージョンあたりの平均売上に置き換えて、リスティング広告の目標CPAを算出する。

  • 不動産
  • BtoB商材

例えば、下表の条件の場合、商材単価を100万円(=1,000万円×10%)にする。

コンバージョンポイント 資料請求
資料請求からの成約率 10%
1成約あたりの平均売上 1,000万円

そうすることで、正確な目標CPAを算出できる。

リスティング広告の目標CPA設定時の注意点2:目標利益率を50%以上にしない

リスティング広告の目標CPA設定時は、目標利益率を50%以上にしないでほしい。

なぜならば、目標CPAが低くなりすぎるからだ。

確実に成果に繋がるキーワードにしか広告出稿できないため、多大な機会損失が発生してしまう。

結果、目標コンバージョン数を達成できなくなるのだ。

そういった事態を防ぐためにも、リスティング広告の目標CPA設定時は、目標利益率を50%未満にしてほしい。

リスティング広告の目標CPA設定時の注意点3:目標コンバージョン数を増やすときは目標CPAを引き上げる

目標コンバージョン数を増やすときは、目標CPAを引き上げてほしい。

なぜならば、成果に繋がりにくいキーワードにもリスティング広告を出稿しなくてはいけないからだ。

無駄な広告費用が増えるため、CPAが上がってしまう。

したがって、目標コンバージョン数を増やすときは、目標CPAを引き上げてほしいのだ。

リスティング広告の目標CPA設定時の注意点4:目標達成可能度を確認する

リスティング広告の目標CPAを設定したときは、目標達成可能度を確認してほしい。

具体的なやり方は、下記の手順の通りだ。

  1. 主要キーワードを選定(参考:リスティング広告のキーワード選定方法
  2. 1で選定したキーワードの平均クリック単価を算出(参考:リスティング広告の平均クリック単価
  3. 予想コンバージョン率を1〜3%で設定
  4. 「2で算出した平均クリック単価÷3で設定した予想コンバージョン率(=予想CPA)」を計算
  5. 予想CPAと目標CPAを比較

予想CPAが目標CPAの1.5倍未満であれば、目標達成可能度が高いため、目標CPAを据え置く。一方で、1.5倍以上の場合は、目標利益率を変えて、目標CPAを再度算出する。

そうすることで、達成可能な目標CPAを設定できるのだ。

※ 広告運用スキルが高いリスティング広告代理店に依頼をすれば、最適な目標CPAを設定できる。下記の5つの記事でおすすめ代理店を紹介しているので、ぜひ参照してほしい。
参考記事1:リスティング広告代理店ランキングTOP10
参考記事2:
リスティング広告の代理店10選
参考記事3:東京都のインターネット広告代理店10選
参考記事4:インターネット広告代理店17社のおすすめランキング
参考記事5:インターネット広告代理店9選を徹底比較

5.目標CPAを基にリスティング広告の予算を算出する方法

「2.目標CPAを設定してからリスティング広告の予算を決定!」で説明した通り、リスティング広告の予算は下式で計算できる。

「予算=目標CPA×目標コンバージョン数」

例えば、下表の条件の場合、予算は100万円(=20,000円×50件)となる。

目標CPA 20,000円
目標コンバーション数 50件

こうすることで、獲得したいコンバージョン数に適した予算を設定できる。

なお、リスティング広告の予算の算出方法は、下記の2つの記事で詳しく説明している。ぜひ参照してほしい。

参考記事1:リスティング広告の予算
参考記事2:リスティング広告の費用

最後に

本記事では、リスティング広告の目標CPAを徹底解説した。

解説した内容は、下記の通りだ。

  1. CPAとは
  2. 予算設定に目標CPAが必要な理由
  3. 2の設定方法
  4. 設定時の4の注意点
  5. 予算の算出方法

まずは、1と2の内容を確実に理解してほしい。そして、3と4の内容を参考に目標CPAを設定して、予算を算出してほしい。

そうすることで、貴社に最適な予算を設定できる。

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