あなたは今、メール広告を出稿しているのだろう。しかし、「思っていたような効果を感じられない」と悩んでいるのではないか?
そう悩むのも無理はない。
なぜならば、メールを見る人の数が減っているからだ。配信数が多かったとしても、正しいテクニックを使わなければ、成果を出すのは非常に困難なのだ。
しかし安心してほしい。この記事を読めば、効果を上げる方法を確実に理解できる。
じっくり読んで、ぜひ実践してほしい。
目次
1.メール広告の3の効果
メール広告で得られる効果は3つある。
それぞれ詳しく説明していく。
メール広告の効果1:潜在層への認知拡大
メール広告には、潜在層への認知拡大の効果がある。
なぜならば、それぞれの媒体でユーザーに特色があるからだ。
適切な媒体を選ぶことで、ターゲット像に近いユーザーに広告を届けられる。結果、潜在層への認知を拡大できるのだ。
メール広告の効果2:深い認知を獲得
メール広告には、深い認知を獲得できる効果がある。
なぜならば、1,000〜2,000字で商材の紹介をできるからだ。
十分な説明をおこなえるため、商材を理解するユーザーが増える。結果、深い認知を獲得できるのだ。
メール広告の効果3:コンバージョン獲得
メール広告には、コンバージョン獲得の効果がある。
なぜならば、伝えられる情報量が多いからだ。
下記の2つをおこなえるため、多くのユーザーが商材のメリットを感じる。
- メリットを十分伝えられる
- お客様の声や推薦文といった効果の証明ができる
結果、コンバージョンを獲得できるのだ。
2.メール広告の効果測定方法
メール広告の正しい効果測定方法を説明していく。
効率的に効果を上げるためには、正確な効果測定結果が必要なので、ぜひじっくり読んでほしい。
メール広告で効果測定すべき5の指標
メール広告で効果測定すべき指標は5つある。
それぞれ詳しく説明していく。
メール広告で効果測定すべき指標1:CPA
CPAとは、「1コンバージョン獲得するのにかかった広告費用」のことだ。
下式で計算できる。
「CPA=広告費用÷コンバージョン数(円)」
数値が小さいほど、メール広告の費用対効果が高い。
全体の検証改善をおこなう上で重要な指標なので、必ず効果測定してほしい。
メール広告で効果測定すべき指標2:配信成功数
配信成功数とは、「メール広告の配信が成功した件数」のことだ。
下式で計算できる。
「配信成功数=総配信数−配信失敗数(件)」
数値が大きいほど、メールリストの質が高い。
媒体選びの重要な指標になるため、必ず効果測定してほしい。
メール広告で効果測定すべき指標3:開封率
開封率とは、「配信成功数のうち何件のメール広告が開封されたのかを示す指標」のことだ。
下式で計算できる。
「開封率=開封数÷配信成功数×100(%)」
数値が大きいほど、下記の2つに成功している。
- 媒体選び
- 件名付け
下記2つの成果を改善する上で重要な指標なので、必ず効果測定してほしい。
- 認知度向上
- コンバージョン数
メール広告で効果測定すべき指標4:クリック率
クリック率とは、「メール広告を開封したユーザーのうち、何人がランディングページへのリンクをクリックしたのかを示す指標」のことだ。
下式で計算できる。
「クリック率=クリック数÷開封数×100(%)」
数値が大きいほど、メール本文の作成に成功している。
コンバージョン数を改善する上で重要な指標なので、必ず効果測定してほしい。
メール広告で効果測定すべき指標5:コンバージョン率
コンバージョン率とは、「リンクをクリックしたユーザーのうち、何人がコンバージョンしたのかを示す指標」のことだ。
下式で計算できる。
「コンバージョン率=コンバージョン数÷クリック数×100(%)」
数値が大きいほど、ランディングページの作成に成功している。
コンバージョン数を改善する上で重要な指標なので、必ず効果測定してほしい。
メール広告の効果測定の4のポイント
メール広告の効果測定のポイントは4つある。
それぞれ詳しく説明していく。
メール広告の効果測定のポイント1:CPAを重視しすぎない
メール広告の効果測定をするときは、CPAを重視しすぎないでほしい。
なぜならば、最低限必要なコンバージョン数を確保できなくなるからだ。
広告費用を削減しなくてはいけないことから、CPAを下げ過ぎると、見込み度の高いユーザーにしか広告を送れなくなってしまう。見込み度の高いユーザーの数は非常に少ないため、広告配信数を保てなくなって、コンバージョン数が大幅に減少するのだ。
そういった事態を回避するためにも、メール広告の効果測定をするときは、CPAを重視しすぎないでほしい。
メール広告の効果測定のポイント2:一緒に記載しているメルマガ内容を確認する
メール広告の効果測定をするときは、一緒に記載しているメルマガ内容を確認してほしい。
なぜならば、クリック率に大きく影響を及ぼすからだ。
例えば、メール広告の前にユーザーの興味に合致した通常コンテンツが載っていた場合、メール広告を読むユーザーが増えるため、クリック率は高くなる。一方で、ユーザーの興味に合っていない通常コンテンツが載っていた場合、メール広告を読むユーザーが減るため、クリック率が低くなる。
このようにクリック率に大きく影響を及ぼすことから、メール広告の効果測定をするときは、一緒に記載しているメルマガ内容を確認してほしい。
そして、広告文の検証改善を適切におこなってほしい。
メール広告の効果測定のポイント3:リスティング広告の効果測定を必ずおこなう
メール広告の効果測定をおこなうときは、リスティング広告の効果測定を必ずおこなってほしい。
なぜならば、メール広告は伝えられる情報量が多いからだ。
メール広告を見た多くのユーザーが商材に興味を持つため、下記のような商材に関する情報を検索する。
- 口コミ
- 他社比較
結果、リスティング広告から効率的にコンバージョンを獲得できるのだ。
全体的な成果は向上しているのに、誤ってメール広告の出稿を取り止めないためにも、メール広告の効果測定をおこなうときは、リスティング広告の効果測定を必ずおこなってほしい。
メール広告の効果測定のポイント4:コンバージョン数が最大化する改善案を出す
メール広告の効果測定をするときは、コンバージョン数が最大化する改善案を出してほしい。
なぜならば、1つの指標に固執すると、コンバージョン数が減ってしまうからだ。
例えば、開封率を上げすぎると、誇張タイトルになるため、クリック率が大幅に下がる。結果、コンバージョン数が大幅に減少してしまう。
このような事態を回避するためにも、コンバージョン数が最大化する改善案を出してほしい。
メール広告の効果測定ツール3選
メール広告のおすすめ効果測定ツールは3つある。
それぞれ詳しく説明していく。
メール広告の効果測定ツール1:Google Analytics
Google Analyticsとは、Googleが提供している無料のアクセス解析ツールだ。
下記の3つの指標を調べられる。
- 開封率
- クリック率
- コンバージョン率
操作性の高い管理画面になっているため、初心者でも取り扱いが可能だ。
メール広告の効果測定をするのであれば、必ず導入しておくべきツールである。
メール広告の効果測定ツール2:Web Antenna
Web Antennaとは、株式会社ビービットが提供するWeb広告の効果測定ツールだ。
下記の2つの指標を計測できる。
- クリック率
- コンバージョン率
また、ランディングページを見たユーザーのその後の行動遷移も測定できる。
メール広告を3個以上同時に出稿するのであれば、導入しておいてほしいツールだ。
メール広告の効果測定ツール3:AD EBiS
AD EBiSとは、株式会社ロックオンが提供するWeb広告の効果測定ツールだ。
導入実績は国内No.1で、9,000社以上が導入をしている。
下記の2つの指標を計測できる。
- クリック率
- コンバージョン率
また、ランディングページを見たユーザーのその後の行動遷移も測定できる。
複数の媒体を一気に管理できることから、広告運用管理コストの大幅削減が可能だ。
メール広告以外に2種類のWeb広告を出稿しているのであれば、導入しておいてほしいツールである。
3.メール広告の効果を上げる7の方法
メール広告の成果は下式で決まる。
「メール広告の成果=配信数×開封率×クリック率×コンバージョン率」
つまり、下記の4つをおこなえば、メール広告の効果は上がるのだ。
- 配信数を増やす
- 開封率を上げる
- クリック率を上げる
- コンバージョン率を上げる
本章では、それぞれの方法を合計7個紹介する。
じっくり読んで、ぜひ参考にしてほしい。
メール広告の効果を上げる方法1:メルマガ購読者が多い媒体を選ぶ
メルマガ購読者が多い媒体を選ぶことで、メール広告の効果は上がる。
なぜならば、配信数が増えるからだ。
下式の数値が大きくなるため、成果が向上するのだ。
「配信数×開封率×クリック率×コンバージョン率」
なお、メール広告のおすすめ媒体は、「メール広告の媒体20選」で紹介している。ぜひ参照してほしい。
メール広告の効果を上げる方法2:メルマガ購読者の属性がターゲット像に近い媒体を選ぶ
メルマガ購読者の属性がターゲット像に近い媒体を選ぶことで、メール広告の効果が上がる。
理由は下記の2つだ。
- 広告に興味を示すユーザーが増える:開封率向上
- 商材のメリットを感じるユーザーが増える:クリック率向上
「配信数×開封率×クリック率×コンバージョン率」の数値が大きくなるため、メール広告の効果が上がるのだ。
メール広告の効果を上げる方法3:件名の質を上げる
件名の質を上げることで、メール広告の効果が上がる。
なぜならば、メール広告を読むことにメリットを感じるユーザーが増えるからだ。
開封率が向上するため、メール広告の効果が上がるのだ。
なお、件名の質を上げる方法は、「メール広告の作り方」で詳しく説明している。ぜひ参照してほしい。
メール広告の効果を上げる方法4:メール本文の質を上げる
メール本文の質を上げることで、メール広告の効果が上がる。
なぜならば、ランディングページを読むことにメリットを感じるユーザーが増えるからだ。
クリック率が向上するため、メール広告の効果が上がるのだ。
なお、メール本文の質を上げる方法は、「メール広告の作り方」で詳しく説明している。ぜひ参照してほしい。
メール広告の効果を上げる方法5:質の高いランディングページを設置する
質の高いランディングページを設置することで、メール広告の効果が上がる。
なぜならば、商材にメリットを感じるユーザーが増えるからだ。
コンバージョン率が向上するため、メール広告の効果が上がる。
なお、質の高いランディングページの作成方法は、下記の2つの記事で紹介している。ぜひ参照してほしい。
参考記事1:成果が出やすいランディングページにするための基本|LPノウハウ
参加記事2:成果は保証します!売れるランディングページデザインの10の特徴|バズ部
メール広告の効果を上げる方法6:ランディングページを2枚設置する
メール広告のURLをクリックしたユーザーを下記の順番で誘導することで、メール広告の効果が上がる。
- お役立ち情報ランディングページ
- セールス用ランディングページ
なぜならば、ユーザーはお役立ち情報を求めて、メルマガを見ているからだ。
上記の流れで誘導することで、ユーザーニーズに沿えるため、セールス用ランディングページを読み切るユーザーが増える。
コンバージョン率が向上するため、メール広告の効果が上がるのだ。
メール広告の効果を上げる方法7:メルマガでフォローアップする
メルマガでフォローアップすることで、メール広告の効果が上がる。
なぜならば、ユーザーはお役立ち情報を知るために、メルマガを見ているからだ。
下記の2つの質が高かったとしても、「商材に興味を持ったが、コンバージョンするほどではない」というユーザーが多数発生してしまう。
- メール本文
- ランディングページ
メルマガでフォローアップすることで、そういったユーザーをコンバージョンに繋げられるため、メール広告の効果が上がるのだ。
4.メール広告の効果的な3の使い方
メール広告の効果的な使い方は3つある。
それぞれ詳しく説明していく。
メール広告の効果的な使い方1:資料請求の獲得
資料請求の獲得にメール広告は効果的だ。
なぜならば、潜在層に広告を届けられるからだ。
メール広告を見た大半のユーザーが商材に興味を持つことから、効率的に資料請求を獲得できる。
メール広告の効果的な使い方2:メルマガ会員の獲得
メルマガ会員の獲得にメール広告は効果的だ。
理由は下記の2つだ。
- メール広告を見る人はメルマガで情報収集している
- コンバージョンの障壁が低い
広告主のメルマガに興味を示すユーザーが多いため、効率的にメルマガ会員を獲得できるのだ。
メール広告の効果的な使い方3:リスティング広告のCPAを下げる
リスティング広告のCPAを下げることにメール広告は効果的だ。
なぜならば、メール広告は伝えられる情報量が多いからだ。
メリットを十分に伝えられるため、多くのユーザーが商材に興味を持つ。
そして、そういったユーザーは、下記の情報をネット検索するため、リスティング広告から効率的にコンバージョンを得られる。
- 口コミ
- 評判
- 他社比較
結果、リスティング広告のCPAが大幅に下がるのだ。
5.効果的なメール広告の事例3選
効果が高かったメール広告の事例を3つ紹介する。
真似できるところを真似て、ぜひ実践に活かしてほしい。
効果的なメール広告の事例1:株式会社ウィルゲート
媒体:ferret
広告主:株式会社ウィルゲート
Webマーケティングメディア「ferret」のメルマガに掲載された、株式会社ウィルゲートのメール広告だ
ferretのメルマガ購読者はWebマーケティング担当者が多いことから、ユーザーの興味に合致した内容のメール広告を配信できている。また、「SEO流入が4年で60倍!」と件名に記載することで、ユーザーの好奇心を刺激している。そして、メール本文に目次を掲載して、文章を分かりやすくしている。
おそらく高い広告効果を得られただろう。
効果的なメール広告の事例2:社団法人at Will Work
媒体:ferret
広告主:社団法人at Will Work
Webマーケティングメディア「ferret」のメルマガに掲載された、社団法人at Will Workのメール広告だ。
ferretのメルマガ購読者はリテラシーが高いユーザーが多いことから、ユーザーの興味に合った内容のメール広告を配信できている。また、「30%割引付き」と件名の冒頭に記載することで、ユーザーに強いベネフィットを伝えている。
おそらく高い広告効果を得られただろう。
効果的なメール広告の事例3:一般社団法人日本タックスプランナー協会
媒体:ランサーズ株式会社
広告主:一般社団法人日本タックスプランナー
クラウドソーシング「ランサーズ」のメルマガに掲載された、一般社団法人日本タックスプランナー協会のメール広告だ。
ランサーズのメルマガ購読者はIT開発を外注しているユーザーが多いことから、ユーザーの興味に合った内容のメール広告を配信できている。また、下記の2つの文言をタイトルに含めることで、ユーザーの好奇心を刺激している。
- 「HP作成で450万円!」
- 「どこよりも早い」
おそらく高い広告効果を得られただろう。
6.メール広告の効果を上げるための3の心構え
メール広告の効果を上げるための心構えが3つある。
それぞれ詳しく説明していく。
メール広告の効果を上げるための心構え1:小さな失敗は気にしない
メール広告の効果を上げるための心構えとして、小さな失敗は気にしないでほしい。
なぜならば、改善案の成功確率は30%程度だからだ。
小さな失敗をいちいち気にしていたら、検証改善のペースが遅れてしまう。結果、成果が出るのが遅れるのだ。
そういった事態を回避するためにも、小さな失敗は気にしないでほしい。
メール広告の効果を上げるための心構え2:奇跡を信じない
メール広告の効果を上げるための心構えとして、奇跡を信じないでほしい。
なぜならば、根拠がない改善案は99%成功しないからだ。
奇跡を信じてしまうと、思いつきの改善案を実施してしまうため、いつまで経っても成果が出ない。
そういった事態を回避するためにも、奇跡を信じずに、根拠のある改善案を実施してほしい。
メール広告の効果を上げるための心構え3:常に前向きな姿勢
メール広告の効果を上げるための心構えとして、常に前向きな姿勢を保ってほしい。
なぜならば、成果が出始めるのは予測できないからだ。
3回目の広告出稿で大きな成果を得られる場合がある一方で、10回目の広告出稿まで成果を得られない場合もある。
貴社の商材にメール広告が適しているのであれば、いずれ確実に成果を得られることから、常に前向きな姿勢を保って、検証改善を繰り返してほしい。
最後に
本記事では、下記の6点を徹底解説した。
- メール広告の3の効果
- メール広告の効果測定方法
- メール広告の効果を上げる7の方法
- メール広告の効果的な3の使い方
- 効果的なメール広告の事例3選
- メール広告の効果を上げるための3の心得
適切なやり方で効果測定をおこなった上で、効果を上げる7の方法と効果的な3の使い方を実践してほしい。そして、3の事例から真似できるところを真似てほしい。
そうすることで、貴社の満足のいく結果を得られるようになる。
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