メール広告の効果を上げる7の方法と効果的な3の使い方

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あなたは今、メール広告を出稿しているのだろう。しかし、「思っていたような効果を感じられない」と悩んでいるのではないか?

そう悩むのも無理はない。

なぜならば、メールを見る人の数が減っているからだ。配信数が多かったとしても、正しいテクニックを使わなければ、成果を出すのは非常に困難なのだ。

しかし安心してほしい。この記事を読めば、効果を上げる方法を確実に理解できる。

じっくり読んで、ぜひ実践してほしい。

目次

1.メール広告の3の効果

メール広告で得られる効果は3つある。

それぞれ詳しく説明していく。

メール広告の効果1:潜在層への認知拡大

メール広告には、潜在層への認知拡大の効果がある。

なぜならば、それぞれの媒体でユーザーに特色があるからだ。

適切な媒体を選ぶことで、ターゲット像に近いユーザーに広告を届けられる。結果、潜在層への認知を拡大できるのだ。

メール広告の効果2:深い認知を獲得

メール広告には、深い認知を獲得できる効果がある。

なぜならば、1,000〜2,000字で商材の紹介をできるからだ。

十分な説明をおこなえるため、商材を理解するユーザーが増える。結果、深い認知を獲得できるのだ。

メール広告の効果3:コンバージョン獲得

メール広告には、コンバージョン獲得の効果がある。

なぜならば、伝えられる情報量が多いからだ。

下記の2つをおこなえるため、多くのユーザーが商材のメリットを感じる。

  • メリットを十分伝えられる
  • お客様の声や推薦文といった効果の証明ができる

結果、コンバージョンを獲得できるのだ。

2.メール広告の効果測定方法

メール広告の正しい効果測定方法を説明していく。

効率的に効果を上げるためには、正確な効果測定結果が必要なので、ぜひじっくり読んでほしい。

メール広告で効果測定すべき5の指標

メール広告で効果測定すべき指標は5つある。

それぞれ詳しく説明していく。

メール広告で効果測定すべき指標1:CPA

CPAとは、「1コンバージョン獲得するのにかかった広告費用」のことだ。

下式で計算できる。

「CPA=広告費用÷コンバージョン数(円)」

数値が小さいほど、メール広告の費用対効果が高い。

全体の検証改善をおこなう上で重要な指標なので、必ず効果測定してほしい。

メール広告で効果測定すべき指標2:配信成功数

配信成功数とは、「メール広告の配信が成功した件数」のことだ。

下式で計算できる。

「配信成功数=総配信数−配信失敗数(件)」

数値が大きいほど、メールリストの質が高い。

媒体選びの重要な指標になるため、必ず効果測定してほしい。

メール広告で効果測定すべき指標3:開封率

開封率とは、「配信成功数のうち何件のメール広告が開封されたのかを示す指標」のことだ。

下式で計算できる。

「開封率=開封数÷配信成功数×100(%)」

数値が大きいほど、下記の2つに成功している。

  • 媒体選び
  • 件名付け

下記2つの成果を改善する上で重要な指標なので、必ず効果測定してほしい。

  • 認知度向上
  • コンバージョン数

メール広告で効果測定すべき指標4:クリック率

クリック率とは、「メール広告を開封したユーザーのうち、何人がランディングページへのリンクをクリックしたのかを示す指標」のことだ。

下式で計算できる。

「クリック率=クリック数÷開封数×100(%)」

数値が大きいほど、メール本文の作成に成功している。

コンバージョン数を改善する上で重要な指標なので、必ず効果測定してほしい。

メール広告で効果測定すべき指標5:コンバージョン率

コンバージョン率とは、「リンクをクリックしたユーザーのうち、何人がコンバージョンしたのかを示す指標」のことだ。

下式で計算できる。

「コンバージョン率=コンバージョン数÷クリック数×100(%)」

数値が大きいほど、ランディングページの作成に成功している。

コンバージョン数を改善する上で重要な指標なので、必ず効果測定してほしい。

メール広告の効果測定の4のポイント

メール広告の効果測定のポイントは4つある。

それぞれ詳しく説明していく。

メール広告の効果測定のポイント1:CPAを重視しすぎない

メール広告の効果測定をするときは、CPAを重視しすぎないでほしい。

なぜならば、最低限必要なコンバージョン数を確保できなくなるからだ。

広告費用を削減しなくてはいけないことから、CPAを下げ過ぎると、見込み度の高いユーザーにしか広告を送れなくなってしまう。見込み度の高いユーザーの数は非常に少ないため、広告配信数を保てなくなって、コンバージョン数が大幅に減少するのだ。

そういった事態を回避するためにも、メール広告の効果測定をするときは、CPAを重視しすぎないでほしい。

メール広告の効果測定のポイント2:一緒に記載しているメルマガ内容を確認する

メール広告の効果測定をするときは、一緒に記載しているメルマガ内容を確認してほしい。

なぜならば、クリック率に大きく影響を及ぼすからだ。

例えば、メール広告の前にユーザーの興味に合致した通常コンテンツが載っていた場合、メール広告を読むユーザーが増えるため、クリック率は高くなる。一方で、ユーザーの興味に合っていない通常コンテンツが載っていた場合、メール広告を読むユーザーが減るため、クリック率が低くなる。

このようにクリック率に大きく影響を及ぼすことから、メール広告の効果測定をするときは、一緒に記載しているメルマガ内容を確認してほしい。

そして、広告文の検証改善を適切におこなってほしい。

メール広告の効果測定のポイント3:リスティング広告の効果測定を必ずおこなう

メール広告の効果測定をおこなうときは、リスティング広告の効果測定を必ずおこなってほしい。

なぜならば、メール広告は伝えられる情報量が多いからだ。

メール広告を見た多くのユーザーが商材に興味を持つため、下記のような商材に関する情報を検索する。

  • 口コミ
  • 他社比較

結果、リスティング広告から効率的にコンバージョンを獲得できるのだ。

全体的な成果は向上しているのに、誤ってメール広告の出稿を取り止めないためにも、メール広告の効果測定をおこなうときは、リスティング広告の効果測定を必ずおこなってほしい。

メール広告の効果測定のポイント4:コンバージョン数が最大化する改善案を出す

メール広告の効果測定をするときは、コンバージョン数が最大化する改善案を出してほしい。

なぜならば、1つの指標に固執すると、コンバージョン数が減ってしまうからだ。

例えば、開封率を上げすぎると、誇張タイトルになるため、クリック率が大幅に下がる。結果、コンバージョン数が大幅に減少してしまう。

このような事態を回避するためにも、コンバージョン数が最大化する改善案を出してほしい。

※ Web広告の効果測定の基本的なポイントは、「Web広告の効果測定」で詳しく説明している。そちらで紹介しているポイントを全て押さえた上で、本記事で紹介したポイントを押さえてほしい。

メール広告の効果測定ツール3選

メール広告のおすすめ効果測定ツールは3つある。

それぞれ詳しく説明していく。

メール広告の効果測定ツール1:Google Analytics

googleanalytics-site-toppage-1Google Analytics

Google Analyticsとは、Googleが提供している無料のアクセス解析ツールだ。

下記の3つの指標を調べられる。

  • 開封率
  • クリック率
  • コンバージョン率

操作性の高い管理画面になっているため、初心者でも取り扱いが可能だ。

メール広告の効果測定をするのであれば、必ず導入しておくべきツールである。

メール広告の効果測定ツール2:Web Antenna

webantenna-site-toppage-2Web Antenna

Web Antennaとは、株式会社ビービットが提供するWeb広告の効果測定ツールだ。

下記の2つの指標を計測できる。

  • クリック率
  • コンバージョン率

また、ランディングページを見たユーザーのその後の行動遷移も測定できる。

メール広告を3個以上同時に出稿するのであれば、導入しておいてほしいツールだ。

メール広告の効果測定ツール3:AD EBiS

adebis-site-toppage-2AD EBiS

AD EBiSとは、株式会社ロックオンが提供するWeb広告の効果測定ツールだ。

導入実績は国内No.1で、9,000社以上が導入をしている。

下記の2つの指標を計測できる。

  • クリック率
  • コンバージョン率

また、ランディングページを見たユーザーのその後の行動遷移も測定できる。

複数の媒体を一気に管理できることから、広告運用管理コストの大幅削減が可能だ。

メール広告以外に2種類のWeb広告を出稿しているのであれば、導入しておいてほしいツールである。

3.メール広告の効果を上げる7の方法

メール広告の成果は下式で決まる。

「メール広告の成果=配信数×開封率×クリック率×コンバージョン率」

つまり、下記の4つをおこなえば、メール広告の効果は上がるのだ。

  1. 配信数を増やす
  2. 開封率を上げる
  3. クリック率を上げる
  4. コンバージョン率を上げる

本章では、それぞれの方法を合計7個紹介する。

じっくり読んで、ぜひ参考にしてほしい。

メール広告の効果を上げる方法1:メルマガ購読者が多い媒体を選ぶ

メルマガ購読者が多い媒体を選ぶことで、メール広告の効果は上がる。

なぜならば、配信数が増えるからだ。

下式の数値が大きくなるため、成果が向上するのだ。

「配信数×開封率×クリック率×コンバージョン率」

なお、メール広告のおすすめ媒体は、「メール広告の媒体20選」で紹介している。ぜひ参照してほしい。

メール広告の効果を上げる方法2:メルマガ購読者の属性がターゲット像に近い媒体を選ぶ

メルマガ購読者の属性がターゲット像に近い媒体を選ぶことで、メール広告の効果が上がる。

理由は下記の2つだ。

  1. 広告に興味を示すユーザーが増える:開封率向上
  2. 商材のメリットを感じるユーザーが増える:クリック率向上

「配信数×開封率×クリック率×コンバージョン率」の数値が大きくなるため、メール広告の効果が上がるのだ。

メール広告の効果を上げる方法3:件名の質を上げる

件名の質を上げることで、メール広告の効果が上がる。

なぜならば、メール広告を読むことにメリットを感じるユーザーが増えるからだ。

開封率が向上するため、メール広告の効果が上がるのだ。

なお、件名の質を上げる方法は、「メール広告の作り方」で詳しく説明している。ぜひ参照してほしい。

メール広告の効果を上げる方法4:メール本文の質を上げる

メール本文の質を上げることで、メール広告の効果が上がる。

なぜならば、ランディングページを読むことにメリットを感じるユーザーが増えるからだ。

クリック率が向上するため、メール広告の効果が上がるのだ。

なお、メール本文の質を上げる方法は、「メール広告の作り方」で詳しく説明している。ぜひ参照してほしい。

メール広告の効果を上げる方法5:質の高いランディングページを設置する

質の高いランディングページを設置することで、メール広告の効果が上がる。

なぜならば、商材にメリットを感じるユーザーが増えるからだ。

コンバージョン率が向上するため、メール広告の効果が上がる。

なお、質の高いランディングページの作成方法は、下記の2つの記事で紹介している。ぜひ参照してほしい。

参考記事1:成果が出やすいランディングページにするための基本|LPノウハウ
参加記事2:成果は保証します!売れるランディングページデザインの10の特徴|バズ部

メール広告の効果を上げる方法6:ランディングページを2枚設置する

メール広告のURLをクリックしたユーザーを下記の順番で誘導することで、メール広告の効果が上がる。

  1. お役立ち情報ランディングページ
  2. セールス用ランディングページ

なぜならば、ユーザーはお役立ち情報を求めて、メルマガを見ているからだ。

上記の流れで誘導することで、ユーザーニーズに沿えるため、セールス用ランディングページを読み切るユーザーが増える。

コンバージョン率が向上するため、メール広告の効果が上がるのだ。

メール広告の効果を上げる方法7:メルマガでフォローアップする

メルマガでフォローアップすることで、メール広告の効果が上がる。

なぜならば、ユーザーはお役立ち情報を知るために、メルマガを見ているからだ。

下記の2つの質が高かったとしても、「商材に興味を持ったが、コンバージョンするほどではない」というユーザーが多数発生してしまう。

  • メール本文
  • ランディングページ

メルマガでフォローアップすることで、そういったユーザーをコンバージョンに繋げられるため、メール広告の効果が上がるのだ。

4.メール広告の効果的な3の使い方

メール広告の効果的な使い方は3つある。

それぞれ詳しく説明していく。

メール広告の効果的な使い方1:資料請求の獲得

資料請求の獲得にメール広告は効果的だ。

なぜならば、潜在層に広告を届けられるからだ。

メール広告を見た大半のユーザーが商材に興味を持つことから、効率的に資料請求を獲得できる。

メール広告の効果的な使い方2:メルマガ会員の獲得

メルマガ会員の獲得にメール広告は効果的だ。

理由は下記の2つだ。

  1. メール広告を見る人はメルマガで情報収集している
  2. コンバージョンの障壁が低い

広告主のメルマガに興味を示すユーザーが多いため、効率的にメルマガ会員を獲得できるのだ。

メール広告の効果的な使い方3:リスティング広告のCPAを下げる

リスティング広告のCPAを下げることにメール広告は効果的だ。

なぜならば、メール広告は伝えられる情報量が多いからだ。

メリットを十分に伝えられるため、多くのユーザーが商材に興味を持つ。

そして、そういったユーザーは、下記の情報をネット検索するため、リスティング広告から効率的にコンバージョンを得られる。

  • 口コミ
  • 評判
  • 他社比較

結果、リスティング広告のCPAが大幅に下がるのだ。

5.効果的なメール広告の事例3選

効果が高かったメール広告の事例を3つ紹介する。

真似できるところを真似て、ぜひ実践に活かしてほしい。

効果的なメール広告の事例1:株式会社ウィルゲート

ferret-willgate-mail-content-1媒体:ferret
広告主:株式会社ウィルゲート

Webマーケティングメディア「ferret」のメルマガに掲載された、株式会社ウィルゲートのメール広告だ

ferretのメルマガ購読者はWebマーケティング担当者が多いことから、ユーザーの興味に合致した内容のメール広告を配信できている。また、「SEO流入が4年で60倍!」と件名に記載することで、ユーザーの好奇心を刺激している。そして、メール本文に目次を掲載して、文章を分かりやすくしている。

おそらく高い広告効果を得られただろう。

効果的なメール広告の事例2:社団法人at Will Work

ferret-atwillwork-mail-content-1媒体:ferret
広告主:社団法人at Will Work

Webマーケティングメディア「ferret」のメルマガに掲載された、社団法人at Will Workのメール広告だ。

ferretのメルマガ購読者はリテラシーが高いユーザーが多いことから、ユーザーの興味に合った内容のメール広告を配信できている。また、「30%割引付き」と件名の冒頭に記載することで、ユーザーに強いベネフィットを伝えている。

おそらく高い広告効果を得られただろう。

効果的なメール広告の事例3:一般社団法人日本タックスプランナー協会

lancers-nihontaxplanner-mail-content-1媒体:ランサーズ株式会社
広告主:一般社団法人日本タックスプランナー

クラウドソーシング「ランサーズ」のメルマガに掲載された、一般社団法人日本タックスプランナー協会のメール広告だ。

ランサーズのメルマガ購読者はIT開発を外注しているユーザーが多いことから、ユーザーの興味に合った内容のメール広告を配信できている。また、下記の2つの文言をタイトルに含めることで、ユーザーの好奇心を刺激している。

  • 「HP作成で450万円!」
  • 「どこよりも早い」

おそらく高い広告効果を得られただろう。

6.メール広告の効果を上げるための3の心構え

メール広告の効果を上げるための心構えが3つある。

それぞれ詳しく説明していく。

メール広告の効果を上げるための心構え1:小さな失敗は気にしない

メール広告の効果を上げるための心構えとして、小さな失敗は気にしないでほしい。

なぜならば、改善案の成功確率は30%程度だからだ。

小さな失敗をいちいち気にしていたら、検証改善のペースが遅れてしまう。結果、成果が出るのが遅れるのだ。

そういった事態を回避するためにも、小さな失敗は気にしないでほしい。

メール広告の効果を上げるための心構え2:奇跡を信じない

メール広告の効果を上げるための心構えとして、奇跡を信じないでほしい。

なぜならば、根拠がない改善案は99%成功しないからだ。

奇跡を信じてしまうと、思いつきの改善案を実施してしまうため、いつまで経っても成果が出ない。

そういった事態を回避するためにも、奇跡を信じずに、根拠のある改善案を実施してほしい。

メール広告の効果を上げるための心構え3:常に前向きな姿勢

メール広告の効果を上げるための心構えとして、常に前向きな姿勢を保ってほしい。

なぜならば、成果が出始めるのは予測できないからだ。

3回目の広告出稿で大きな成果を得られる場合がある一方で、10回目の広告出稿まで成果を得られない場合もある。

貴社の商材にメール広告が適しているのであれば、いずれ確実に成果を得られることから、常に前向きな姿勢を保って、検証改善を繰り返してほしい。

最後に

本記事では、下記の6点を徹底解説した。

  1. メール広告の3の効果
  2. メール広告の効果測定方法
  3. メール広告の効果を上げる7の方法
  4. メール広告の効果的な3の使い方
  5. 効果的なメール広告の事例3選
  6. メール広告の効果を上げるための3の心得

適切なやり方で効果測定をおこなった上で、効果を上げる7の方法と効果的な3の使い方を実践してほしい。そして、3の事例から真似できるところを真似てほしい。

そうすることで、貴社の満足のいく結果を得られるようになる。

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